今回の山形鉄道・羽前成田駅で開催されている
泉の会写真展「元気が出る鉄道写真2011」
(
http://samidare.jp/yamatetsu/note?p=log&lid=253700)ですが、
ワタシも末席にお邪魔させていただいています。
何度かここでも書きましたが、
プリントや額装をお手伝いできればいい、
裏方から後方支援できればいい、そんなことを思っていたのですが
「オマエサンも出しなさい!」との令を受け参加させていただくことになったのです。
プリント担当することは決まっていたので、そちらに集中したい
また運営もお手伝いするつもりだったので、「新作で」という選択はなく
過去作品から参加することになったのです。

作品候補が決定して、再度現像およびリサイズが必要なカットがありました。
ワタシのデータ保存、この時点ではTIFFだけで保存していました。
TIFFなら再現像が必要になってもそれ程劣化せずに済むだろう、
全紙サイズにも必要なデータ量もあるし。事実これで事足りていました。
しかし。
TIFFを収めてあるDVD-Rが作業用PCで開かないのです…
どうやらDVDドライブが変わったことにより小さなエラーが出ている模様。
幸いプリンターの方では認識できたので、プリント作業時にコントロール、
こんな時はプリンターの補正をON・有りにしてプリントです。
データ量のコントロールが大事、プリントからの逆算というわけ。
今回は事なきを得ましたが、過去データが開けないのは大問題です。
そこで少し保存の体制を変えてみました、この写真展に参加したことを踏まえてです。

RAWとインデックス用に最小jpegを同時記録しこれをメインに保存する。
データはプリントサイズに合わせて現像、jpegに
使用していないSDカードにコピーしプリント作業。
4Gに達したらDVD-Rに焼く。
要は。
RAWを保存しておく。現像はそのつど必要なものを必要サイズにする。
ディスクに焼くデータ、一番トラブル少ないのは素のまま焼くことじゃないか
そんな感じがするんです、画像ソフトを介さない方がいいような気がする。
今回、プリントを担当するにあたって参加者さんに
徹底してお願いしたことがありました、データサイズです。
A4サイズから逆算すると、最適なピクセル数があります
それはカメラによって違う数値、取説のjpegサイズ説明のところにある
「A4サイズに適した大きさ」というもの、これに合わせてもらいました。
「プリンターの補正をOFFにする」ということはリサイズもOFFになります。
勘違いしやすいところなんです、
RAWからjpegに変換するとき「等倍(100%)」にしておけばいいと思いがち、
これ間違いじゃないです、1800万画素のデータが必要ならそれでいい。
ただこのサイズにしてA4プリントしたとき、完全にデータ量が多すぎてしまう。
補正OFFですから、リサイズできません。結果、線の太いモコモコの描写になってしまします。
今回の参加者さんで最年少の方が言ってました
「こんな小さいサイズで大丈夫?って思いました」 と。
彼は写真を専門で学んでる学生さんです、
そんな彼でも気が付いていなかった事なんですね。
長くなりました(笑)
ワタシも考えたのです、TIFFで保存しておくのもいいけど
RAWをそのまま保存しておいて、必要なときに必要サイズに
現像したほうがいいのでは?と。
A4が綺麗なデータ量と2Lが綺麗に出るデータ量は違うのですし。
なおかつ、「これ全紙でね!」なんて時にも対応できるし。
なにより。RAWの方が軽いし(笑)、TIFFはやっぱり重い。
とりあえずこの方法でやっていこうかと思っています。
その時点でベストを探る、まだデジタル化してから十数年ですものね
なかなか正解が導けません、思想というか考え方も変わりますしね。
まだまだ手探りなのかな。
「カラーのいちのせ」で [検索] 埼玉県戸田市・写真の専門店
カラーのいちのせ
http://ichinosephoto.com/ 店主 いち。
テーマ:お散歩写真 - ジャンル:写真
- 2011/10/25(火) 11:45:45|
- 店主の独り言。
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