店主いちのデジカメ迷走記

http://ichinosephoto.com/の管理人「店主いち」のブログです。 写真の事・デジカメの事・プリントの事、まだまだ模索・奮闘中。 模索中に気が付いたことなど綴っていきたいと思います。

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ガラス乾板

今日のブログに関しましては、お客様である持ち主様の許可・ご了解を得まして書いております。


先日見えたお客様、
「整理していたらこんなものが出てきたのです、写真にできますでしょうか?」
とおっしゃりながら、立派な木箱をおだしになりました。これです
IMG_0937.jpg
「明治八年」 の文字が読めます。
もしや?と思い箱の中身を見れば、やっぱりそう。ガラス乾板のお写真です。
IMG_0941.jpg


自分自身、始めて手にとって見ました。
半蔵門の 「日本カメラ博物館」 で資料としてみたことはありましたが、現物を手に持つのは始めて。
もしこの箱書きが正しければ もう100年以上前になります。(お客様いわく、写っている方の年齢と照らし合わせると正しいとおっしゃっています)

「ガラス乾板」、写真機の本当に初期の頃の感材です。
セルロイドのフィルムベースができるまではガラス板に乳剤を塗って写真を定着していました。
そうですね幕末の志士達の写真が残っていますよね、あの頃と同じ原理のカメラで撮ったということでしょう。
「明治八年」 から計算してもほぼこの頃のものと一緒なのではないでしょうか。

桐の箱には黒い布がひいてあり、この上にガラス乾板をおいて見るとポジ像になって見えます。
IMG_0938.jpg
記憶ではシャッター速度が 「5分」 だったとか 「12分」 だったとも聞いています。
もちろん被写体はその間動いてはなりません、微動だにしてはならない・・・。

問題はプリントできるか?できます、基本的には 「密着 (ベタ) 焼き」 
原版が手札サイズくらいありますので、密着焼きでも問題なし、ただ伸ばしはできません。
プリントしてくれたのは同業の先輩のお店、今でもモノクロの暗室作業なさっています。

この先輩いわく
「割れないで残っているのはかなり珍しいよ」 だそうです。
ガラスですからね、割れてしまう例が圧倒的に多いそうです。

お客様も喜んでいただきました、ちょっと年配の方なんですが、この方の曽祖父の若い頃とのことです。
すごく重い感じしましたよ、取り扱うのもオッカナビックリ。
ポロリと落としたら・・・全てパーですもの。
貴重な体験をさせていただきました。 
写真ってすごいもの・・・なんですね、改めて痛感しました。


埼玉県戸田市・写真の専門店
カラーのいちのせ http://ichinosephoto.com/ 店主 いち。

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2008/02/20(水) 16:51:11|
  2. 店主の独り言。
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